おまつりは 新たなぶんかを 知る入口? おたがいの“ちがい”をたのしもう!

今日はみんなが楽しみにしていた、みらいたうんの おまつりの日!
そこに、1組の親子がやって来ました。
どうやら、はじめて みらいたうんのおまつりに 来たみたい。お父さんと手をつないだ男の子は、少しドキドキしている ようすです。
広場はいつもよりも さらにあつくて、にぎやかで、いいにおいがして……。まわりぜんぶが きらきらしています。男の子にとっては すべてが はじめてで、ちょっと とまどっているみたい。
「どうしよう……。どこから見たらいいんだろう……」

そこに、オハナヒメとフラッパーがやって来ました。
「あれ? はじめまして。どこか遠くから来たのかしら?」
「うん。ぼくは、遠い遠い 海のむこうにすんでいて、はじめて みらいたうんの おまつりにきたんだ。だから、どうしたらいいか分からなくて……」
オハナヒメが にっこりわらって 声をかけると、男の子は、まだ少しドキドキしながら、それでも えがおで答えます。
「それなら、いっしょに回ろう!」
「これは、たいこの音でござるよ!」
「“やぐら”っていうもののまわりで みんなでおどったり」
「やたいで すきなものを買って、食べたりするのでござる!」
新しいなかまに、 オハナヒメとフラッパーはよろこんで みらいたうんのおまつりを あんないすることにしました。

「ところで、きみの国のおまつりは どんなものでござるか?」
やたいや みんなのおどりを見て回り、ひといきついたところで、フラッパーが男の子にたずねました。
「ぼくの国には、きまった時間の間に、みんなでたくさんのトマトをなげ合う おまつりがあるんだよ! おまつりがおわった後は、どうろも、まちも、さんかしたみんなも まっ赤っか! トマトはきずがついちゃったりして、お店で売れないものを つかうから、みんな 思いっきり楽しめるんだ」
「へ~! みらいたうんのおまつりとは ぜんぜんちがうんだね! でも、おもしろそう!」

それぞれの国のおまつりを知って、にこにことわらう 3人は、いつの間にか、おたがいに手をつないでいました。
「ちがうことを知るのって、楽しいね」
「うん。せかいが 広がるみたいでござるな!」
ちがう国のことばや音が、きらきらと光る広場の中で、いっしょにゆれています。
今日のおまつりは、 このきらきらした けしきと いっしょに、3人の だいじな思い出となって、心にのこっていくのでしょうね。







