きせつの うつりかわりを みんなで楽しむ! みらいたうんのお花見

ぽかぽかした春が、少しずつ 近づいてきました。
冬のあいだ ぎゅっと つめたくなっていた 土の中から、ふきのとうが「よいしょっ」と 顔を出します。
みらいたうんにも、春の足音が ひびいてきました。
みんなが 春になると 楽しみにしているのが、まんかいの さくらの下で 楽しく しょくじをする「お花見」です!
「さくら、まだ さかないな〜」
今日もウェザリンは 木の下で、花のつぼみを かくにんしますが、さくらは まだ一りんも さいていません。
……さらに そのよくじつには。
「まーだ、さかないね~~~ん」
おや? まちきれない子たちが ふえましたね。
「さくらがさくのは、もう少しあったかい日が ふえたら かな〜」
ウィザー は まんかいのさくらを そうぞうしながら、楽しそうに言いました。

一週間後。
「あっ!!!」
ウェザリン・アルケミ・マリアンヌが、ひろばで 思わず足を止めます。
ようやくさくらが、ちょっとだけど さきました!
でも、まんかいまでは まだまだかかりそう。
「あとどれくらいかな〜〜」
「ぼくのまほうを、つかっちゃおうか!?」
つまらなさそうにしているウェザリンに、あとから来たウィザーが ウィンクしながら言いました。
「え、ほんとうに!?」と、おどけたようなかおで マリアンヌがいいます。
「あはは、じょうだんだよ~! こうやって しぜんのながれがやってくるのを じっくりまつことは、きせつのうつりかわりを 楽しむことにもなるんだよ。
だから、じっと春をまつさくらに まほうはつかわない。みんなで楽しみながら、まんかいのさくらを まとうよ!」
みんなにむかって、ウィザーは にっこりとわらいます。
「しぜんのながれを 楽しみながら まつ、か〜!」
ウェザリンも なっとくしたようすで、少しだけ 花をつけたさくらを 見上げました。

さらに数日後。
「つぼみが、この前より まるくなった!」
「こっちも、ピンク色になってきた!」
みんなはひろばに来るたび、少しずつ かわるさくらを 楽しんでいます。
さあ、まんかいまで あと少し!
さくらのきもちになって、「んんんーーー!!!」と力を入れてみたり、
木をかこんで、「ガンバレ!ガンバレ!」と おうえんしてみたり。
みんな、思い思いのほうほうで 楽しみながら、さくらが まんかいになるのを まっています。

そしてついに!
「まんかいだ〜〜〜!!!」
まちわびていたみんなは、大よろこび。
おいしいごはんを もちよって、まんかいのさくらの下で、お花見を 楽しみました。
「ごみは しっかり もちかえろ〜!」
アルケミのよびかけに、みんなできょうりょくして しっかりおかたづけ。
来年の春も、そのつぎも、きれいなさくらの下で いっしょにお花見しようね!







