ごみのぶんべつってどうやるの? リサイクルマークをチェックしよう!
みらいたうんの公園にある ごみばこの前で、ウェザリンとアルケミが、なにやら話しこんでいます。
「ごみの ぶんべつって むずかしいなあ。しなくちゃいけないことは わかっているんだけど、どうやって分けたらいいんだろう? ねぇ、アルケミ。アルケミは いつもどうやって ごみを ぶんべつしているの?」
「それはねぇ……。ごみをすてる前に、パッケージを よく見てみてぇ~」
アルケミはウェザリンに ペットボトルの ラベルを見せました。
「ん? なんだか いろんなことが 書いてあるぞ……」
「ここだよ。ここ、ここぉ!」
アルケミが ゆびさした ばしょを見ると、なにやらナゾのマークが 書かれているでは ありませんか!
「あ! なんかマークが 書いてある! お、こっちの おかしのはこと 中のふくろにも マークがあるぞ。そうか、これを見れば、どうやって ぶんべつすればいいか 分かるってことか!」
ペットボトルだけでなく、プラスチックや紙まで……! 一目でわかるマークが書かれていることに気付き、ウェザリンは なんだかうれしそう。
「あれ?」
そこで、ふと ぎもんがわいてきました。
「でも、なんでこんなに 細かくぶんべつしないと いけないんだろう?」
「ごみをぶんべつしないとね、よけいな手間やねんりょうが かかってしまうんだぁ。しっかりぶんべつをすれば、少ないねんりょうで リサイクルができるんだよぉ。さぎょうする人のふたんもへるし、ちきゅうにとっても やさしいし、いいことだらけなんだよねぇ!」
アルケミのせつめいを聞いて、「なるほどな!」とウェザリン。
「ちきゅうへの思いやりと、ごみをしょりしてくれる“だれか”への 思いやりが 大切ってことだな!」と話します。
「そうなのぉ! せかいを すみやすくするには、やさしさが 大切なんだよねぇ。自分のことばかり考えるんじゃなくて、自分のまわりの 人のことを もっともっと考えようねぇ。自分がしたことが、だれに どんなえいきょうを 与えるか、ちゃんと やくに立っているかを そうぞうすることが じゅうようなんだよぉ!」
さっそく、マークを見て、ごみをていねいにぶんべつする ウェザリンたち。「このペットボトルが、はこが、どんなふうに 生まれかわるのかな……」、そうわくわくしながら、ごみばこに しげんを入れていくのでした。